〜 Like a journey 〜

旅するエッセイといろいろ

Poems

いっそ忘れたいあなたを

あなたを愛しているという勘違いは わたしを愛していないという証拠で どんなに正当化しようとしても 自分ばかりが辛いような気がして 馬鹿じゃないのって、あなたを責める そして不意に いっそ居なくなってよと 突っぱねてしまいたくなる 好きの二文字には…

子供と大人の刹那

もう戻れないかもしれない 戻る気もしない だけどもう一度戻ったなら わたしは何をしたでしょう 後悔は恥 未練は負けよ、と思いながら 過去のわたしは少し悲しい顔をしてる そんな気がする 可愛らしい姿に 柔らかく艶めく髪 全身からほとばしる生命力に 怖も…

少女へ

だれにも会えない だれにも言えない 自分だけが悩んでる。 彼女は全てが上手く行ってそうで 祝福しながらどこか、 ぎこちないわたしがいる。 知らない所で苦労してるかもしれないし なんて 考えたって わたしに、彼女の苦労は分からないし 彼女にも、わたし…

恋とわがまま

もっと近づきたい。 だけど まだ離れていたい。 心臓の音が聞こえたら バレちゃうから。 ずっと見ていたい。 だけど そんなに私を見ないでよね。 恥ずかしくて どうしたらいいのか 分からなくなっちゃうから。 あなたという存在を手に入れたい。 だけど それ…

別れを美しいと呼ぶのは

どうして「ありがとう」って 嘘をつけるんだろう。 どうして「ごめんなさい」って 思ってないのに言うんだろう。 いつから「好き」が 喉でつかえてしまったんだろう。 プラスチックの板に言葉を書いて、 渡して、そののまま下がって 知らんぷりしてる。 中身…